2003年9月14日(日)に開催されたマリオ&ゼルダ ビッグバンド ライブ(昼の部)について、曲の感想を交えつつ紹介いたします。
主催
スナップ株式会社
演奏
東京キューバンボーイズJr.(Big Band of Rogues) 有田純弘with his band
司会
伊藤あしゅら紅丸
ゲスト
近藤浩治、戸高一生、永田権太、他サウンドスタッフ、宮本茂、手塚卓志
会場
日本青年館大ホール(東京・千駄ヶ谷)
開場前は入り口に人だかりが。赤い帽子を被っている人、ほぼ日のどせいさんTシャツを着ている人・・・マリオのコスプレは勿論の事、ファルコンやフォドがいました。
開場すると美鈴リンクさん(マスターソードが凄かったです……!)とケイ大佐がパンフを配っていました。
物販コーナーではぬいぐるみ、サントラCD(クリアファイル付き)の他にキーホルダー、ステッカー、F-ZERO(GBA)チョロQなどが販売されていました。
それはもう凄い人だかりで・・・押すわ押されるわのミニ大乱闘・・・(演奏中にお土産を買いに行くツワモノが大量にいらっしゃいました)
展示コーナーでは歴代のマリオ、ゼルダのゲームソフトや、フィギュア、任天堂ハードが展示されていました。
展示コーナーの横には花が。ハル研、ニンドリから。
さて、私は右側扉に近い席でした。
この日はゲームキューブの発売日にちなんで、番号が9(昼の部)、14(夜の部)の方にはゲストのサイン色紙プレゼント。うっ羨ましい・・・(私は53でした・・・)
ステージの左側(1番席側)にヒョウが乗ったソファが・・・私の席からは遠くて遠くて、見難かったのが残念ですが、あしゅらさーん!!!と叫びたい気持ちでした。
プログラム
ざわざわしている会場で、おもむろにあしゅらさんがギターを弾き始め……曲はもちろん、あの地上のテーマ。ライブの幕開けです。
1.スーパーマリオ64 オープニングテーマ~地上のテーマ / N64 スーパーマリオ64より
マリオ64の代表曲。素晴らしい迫力でした!このオープニングテーマは、元気一杯でとても好きです。自然と手拍子が・・・ 最初にふさわしい、ノリの良い曲。
2.スーパーマリオブラザーズメドレー / FC スーパーマリオブラザーズより
近藤氏、自らの手によるアレンジ。「こんちゃーん」が愛称だとは知らなかったです(笑)
地上のテーマは、最初はもっとゲームっぽい音楽だったそうです。ご本人も、オルガンで演奏に参加なさっていたようですが、よく見えませんでした・・・
おなじみの地上のテーマから水中などなど、聴きごたえのあるメドレー。
指揮者の方の指先が、非常に気になっていました(笑)上に向けてツンツン↑
3.マリオ・スキャットバージョン / GC スーパーマリオサンシャインより
サンシャイン、プレイしておいて良かったと思えた場面その1。マリオサンシャインのアスレチックコースの曲。アカペラ。男性4人+女性1人。透き通る歌声でした。
あしゅらさんは自力で120シャインを集めたそうで・・・うはは~頭が下がります(←ライブ前日までヒィヒィ言いつつ120シャインゲット)
4.GO GO マリオ / FC スーパーマリオブラザーズより
あのマリオの地上のテーマに・・・歌詞が!!歌詞は知っていましたが、どの音と歌詞が対応するのかよくわかってませんでした。語りの台詞なんかもあったのか、と納得。
あしゅらさん曰く「ピーチ姫」なお姉さんが熱唱。座席後方よりマリオの着ぐるみが登場し中心を通ってステージへ。案の定、端っこには来てくれませんでした・・・
「歌詞を読めばどんなゲームかよくわかる、ゲームの内容をよく表した歌詞だ」はい、その通りだと思います。
5.スーパーマリオブラザーズ3 エンディングテーマ / スーパーマリオブラザーズ3より
マリオ3、クッパまで行けたのはほんの数える程度しか・・・エンディングテーマは冒険の終わりを感じさせる、ほっとした曲でした。
6.マンボNO.5
近藤氏リクエストのラテンスタンダートナンバー。初めて聴く曲でしたが、とても賑やかで楽しかったです。
あしゅらさんが飛び跳ねる!いやはや、お若いです。
7.ヨッシーアイランド アスレチックテーマ / SFC ヨッシーアイランドより
・・・未プレイです。ヨッシーアイランド。これもまた聴いた事のない曲でしたが、とてもなじみやすかったです。アスレチックらしい雰囲気。
ここでバンド交代。アイリッシュ系(?)が続きます。
8.海辺でヨッシー / N64 ヨッシーストーリー
ヨッシーストーリーでは、近藤氏に引き続き、戸高氏がサウンドを担当。引き継ぐ際のエピソードなど交えたトークも。
前の席に座っていた子達が「戸高さん=ヨッシーの声優」という話題についてお喋りを。へぇ~!!と聞いていました(盗み聞き)。その後ステージでもこの話が。
ギターを持って座る戸高氏の横にとたけけのイラストが!!さすが、似合ってます(笑)ヴィブラフォンで共演する戸高氏。音色が物凄く美しかったです!!!素敵な楽器です!!!
9.風のタクト タイトルテーマ / GC ゼルダの伝説 ~風のタクト~より
ゼルダ一発目は風タクのタイトルテーマ。風タクをクリアしてから程よく時間が経っていたので、懐かしい感じが。
ヴァイオリンが澄んだ良い音でした。ゲームの方では、バランスの関係でベースを抜いたとの事。今日のベース入り演奏が本物だそうで!
10.竜の島 / GC ゼルダの伝説 ~風のタクト~より
本日、楽しみにしていた曲の一つ、竜の島。民族っぽい調が堪りません!!!これまた主旋律のヴァイオリンの音色が綺麗で・・・
副旋律の楽器やトントンと楽器を叩く音と見事に調和して・・・あぁ・・・良いもの聴かせていただきました(感動)
音楽に詳しくないもので、上手く説明できないのですが、ホント素晴らしかったです。
11.エポナの歌 / N64 ゼルダの伝説 ~時のオカリナ~より
あのエポナの歌を歌詞付きでで。深く包み込むような歌声にうっとり。宮本さん作詞・・・とは聞いておりましたが、宮本さん以外にも作詞を手伝われた方がいらっしゃったんですね。
なお、白鳥英美子さんの歌うエポナの歌が「時のオカリナ リアレンジアルバム」に収録されています。(白鳥英美子さんはFF9のMelodies Of Lifeなど歌われている方です)
12.ドルピックタウンのテーマ / GC スーパーマリオサンシャインより
プレイしておいて良かった・・・と思えた場面その2。毎回、プレイする度に必ず聴くこの曲。南国風の調が心地良いんです。太陽が輝いているような、そんな曲です。
マリオサンシャインはサントラが発売されていないので、じっくり音楽が聴けるのは、ゲーム中とこの場しかないのです。
13.Grandfather’s Clock (大きな古時計)
ここらで少しゲームを離れて・・・ノリの良い大きな古時計でした。カントリーな感じ。
チクタクチクタクの部分だけゆっくりで・・・時の流れがゆっくりになったような・・・
14.ムジュラの仮面/ゾーラバンド / N64 ゼルダの伝説~ムジュラの仮面~より
再びバンド登場。ゾーラバンドの風の魚。ミカエルとか懐かしいです・・・(ムジュラはロックビルで一度挫折しましたが)
バンドと言っても穏やかで大人の魅力なゾーラバンド。あのステージを思い出しました。
15.ゴロンシティのテーマ / N64 ゼルダの伝説~時のオカリナ~
シティがゴロンゴロンと転がっているのを想像してました、と指揮者の方。「ウホホホホォ~」とか、ゴロンの声を通り越してジャングルっぽい雰囲気に。
あんな楽器でゴロンの声(?)を出していたとは・・・
16.お店のテーマ / N64 ゼルダの伝説~時のオカリナ~
パチパチパチッパチパチ・・・と拍手の拍子を教えていただき会場全員の拍手も演奏に加わりました。曲を体全体で聴いている気がして、とても楽しかったです。
お店のテーマは、何だか楽しくなる曲ですよね。
17.ゼルダの伝説メドレー / ディスクシステム ゼルダの伝説より
懐かしのタイトルからのメドレー。ハイラル平原のあの曲は、移りかわりがとても好きです。
18.マリオサンシャイン エンディングテーマ / GC スーパーマリオサンシャインより
とうとうプログラム最後の曲に・・・リコーハーバーのスカからエンディングへ。全員総立ちで手拍子でした。
マリオの着ぐるみもステージに再度登場。手にはマラカスを持っていました。ライブ終了間近の、寂しい気持ちを吹き飛ばすような明るい曲。
エンディングともあって、締めくくりにふさわしいなぁと思いました。
アンコール スライダー / N64 スーパーマリオ64より
「まだ足りない?」とあしゅらさんの問い。アンコールです!再び皆様登場でこの曲。
レインボークルーズやスライダーの時の曲ですね。
スマデラでの印象が強いかもしれませんが、マリオ64の方はテンポが速く、スマデラとは一味違った曲ですよ。
これにて、本当にお開きです。
あとがき
この他に宮本さんやあしゅらさんのギター演奏、セッションなど、見所沢山でした!充実した時間でした。過ぎるのが速い速い・・・
またこのようなイベントがあったら参加したいなぁと思います。
激しく文章中心となってしまいましたが、ライブの楽しさが伝われば幸いです。
ライブCD、12月10日に発売!!! SCDC-00315 2800円(税抜)ライブDVD、10月21日発売のNintendoDREAM誌の付録に!!!トーク入り2時間!!!
ファミ通のライブレポートはこちら
“マリオ&ゼルダ ビッグバンド ライブ”開催!